“師氏”の読み方と例文
読み方割合
もろうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして鎌倉の焦土に“犬神き”という奇病が流行っていた頃のこととか。和氏と弟の師氏もろうじは、浜の漁師小屋で、一夜、ふしぎな小娘を見かけたという。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
和氏は、弟の頼春、師氏もろうじと共に、兵三百をひきつれ、即日、海道を下って行った。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弟の頼春、師氏もろうじのふたりを前においてである。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)