“帝様”の読み方と例文
読み方割合
みかどさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「昔、奈良の帝様みかどさまがおうつりになったところで、それから奈良田と申します、今でもその帝様の内裏だいりの跡が残っているのでございます」
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その帝様みかどさまが、これへお越しになりまして、この土地は山国で塩というものがござんせぬ故、帝様は天にお祈りなされると、地から塩が湧いて出て、今もしおというのがその土地にあるのでござんす。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)