巴峽はかふ)” の例文
新字:巴峡
鳥澤も過ぐれば猿はし近くに其の夜は宿るべし、巴峽はかふのさけびは聞えぬまでも、笛吹川の響きに夢むすび憂く、これにも腸はたゝるべき聲あり
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)