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巳之助
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みのすけ
ふりがな文庫
“
巳之助
(
みのすけ
)” の例文
四月二十八日の夜の五ツ(午後八時)を過ぎる頃に、
巳之助
(
みのすけ
)
という今年二十二の若い男がこの物騒な場所を通りかかった。芝の
田町
(
たまち
)
に小伊勢という小料理屋がある。
半七捕物帳:52 妖狐伝
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
俺には長男
巳之助
(
みのすけ
)
があり
汝
(
きさま
)
は次男だが、母には汝は一人の児だによって母に免じて今度は許す。汝が一人前の人間になるまで、ドンナことがあっても俺は汝の腕を借せとはいわぬ。
幕末維新懐古談:18 一度家に帰り父に誡められたはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
岩滑新田
(
やなべしんでん
)
の村に
巳之助
(
みのすけ
)
という十三の少年がいた。
おじいさんのランプ
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
これが私の兄で
巳之助
(
みのすけ
)
という大工で、
今年
(
ことし
)
七十八歳、
信心者
(
しんじんもの
)
で毎日神仏へのお
詣
(
まい
)
りを
幕末維新懐古談:01 私の父祖のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
巳
漢検準1級
部首:⼰
3画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“巳之助”で始まる語句
巳之助丸