“左視右視”の読み方と例文
読み方割合
とみかうみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そなたが嘗て我に誇り示したる鮒釣の竿をひし家にてと云へば、弟は羨ましげに眼を光らせて左視右視とみかうみ暫らく打護り居けるが、やがて大きなる声して、良き竿をひ給ひしかな
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)