“左腭下”の読み方と例文
読み方割合
さがくか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東堂は左腭下さがくかこぶを生じたので、自ら瘤翁りゅうおうと号していたが、別に臨んで、もう再会は覚束おぼつかないといって落涙した。成善の去った翌年、明治五年九月十六日に東堂は塩分町しおわけちょうの家に歿した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)