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左瞻右視
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とみかうみ
ふりがな文庫
“
左瞻右視
(
とみかうみ
)” の例文
暫
(
しば
)
し
浴後
(
ゆあがり
)
を涼みゐる貫一の側に、お静は
習々
(
そよそよ
)
と
団扇
(
うちは
)
の風を送りゐたりしが、
縁柱
(
えんばしら
)
に
靠
(
もた
)
れて、物をも言はず
労
(
つか
)
れたる彼の気色を
左瞻右視
(
とみかうみ
)
て
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
左瞻右視
(
とみかうみ
)
して貫一は
呆
(
あき
)
るるのみなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼は
益
(
ますま
)
す急に
左瞻右視
(
とみかうみ
)
して窺ひつ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
瞻
漢検1級
部首:⽬
18画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“左瞻右”で始まる語句
左瞻右瞻