“崩打”の読み方と例文
読み方割合
たお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒い大きな塊に見えたのは案にたがわず這うようにして俯向きに崩打たおれたまま虫の息になっている被害者の姿だった。見るからに頸の白い中年の婦人だ。鋪道の上にはもう赤いものが流れ始めている。
石塀幽霊 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)