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屣
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くつ
ふりがな文庫
“
屣
(
くつ
)” の例文
公主は白い腕を
舒
(
の
)
べ、
端
(
さき
)
の尖った
屣
(
くつ
)
をはいて、軽く燕の飛ぶように空を蹴って、雲の上まで
身
(
からだ
)
を飛ばしていたが、間もなくやめて侍女達に
扶
(
たす
)
けられて下におりた。侍女達は口ぐちに言った。
西湖主
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「馬鹿だなあ。君はなぜ
細君
(
さいくん
)
や子供を
敝
(
やぶ
)
れ
屣
(
くつ
)
のように
棄
(
す
)
てたのだ。」
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
屣
部首:⼫
14画