属目しょくもく)” の例文
右件みぎのくだりの歌詞は、春の出挙すいこに依りて諸郡を巡行す。当時属目しょくもくする所之を作る」という左注との附いている歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
教授の文章博士もんじょうはかせなどからも、俊才といわれたり、将来の逸材と、属目しょくもくされていた盛遠なのだ。
つまり、同じく「詔」でも、属目しょくもくの歌を求められる場合が必ずあるだろうとおもうからである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)