“尾燈”の読み方と例文
新字:尾灯
読み方割合
テイルライト100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、哀れな智子を置いてきぼりにして、忽ち赤い尾燈テイルライトを鳶色の雨闇の奥へ渗ませながら消えて行った。智子は、苦笑などでは紛らわしきれない程、ひどく当の外れたような物足りなさを覚えた。
或る母の話 (新字新仮名) / 渡辺温(著)