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尾根
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おね
ふりがな文庫
“
尾根
(
おね
)” の例文
背山の方は、
尾根
(
おね
)
がうしろの峰につづいて、形が整っていないけれども、妹山の方は全く
独立
(
どくりつ
)
した一つの
円錐状
(
えんすいじょう
)
の丘が、こんもりと緑葉樹の
衣
(
ころも
)
を着ている。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
振返れば山々の打重なった
尾根
(
おね
)
と谷間の
外
(
はず
)
れには、関八州の平野の一角が見えて、その先は
茫々
(
ぼうぼう
)
と雲に
霞
(
かす
)
んでいる。文之丞はしばしここに
彳
(
たたず
)
んでいると、黒門
側
(
わき
)
の
掛茶屋
(
かけぢゃや
)
で
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“尾根”の解説
尾根(おね)は、谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の連なりのことである。山稜(さんりょう)、稜線(りょうせん)とも言う。地図上では等高線の突出として示される。
(出典:Wikipedia)
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“尾根”で始まる語句
尾根先