“尾先”の読み方と例文
読み方割合
おさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女が狐を使うという噂は五、六年前にも一度伝えられたが、その噂もいつか止んだ。それがこの春頃から再び伝えられて、彼女は尾先おさき狐を使うとか、くだ狐を使うとかいう噂が立った。
半七捕物帳:58 菊人形の昔 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)