“尺素往来”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきそおうらい50.0%
セキソワウライ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摘みて諸州有信の族に施与の料とせり其長四五寸に過ぎず色青苔の如し按ずるに後成恩寺関白兼良かねら公の尺素往来せきそおうらいに雑草木を載て石菖蒲
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
室町時代に出来た尺素往来セキソワウライに、既に鉾と山とが列べられてゐるところから見ると、此山或は鉾に同化せなかつた前の江戸の山車の原始的な形はどういふ物であつたらうか。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)