“尚巴志”の読み方と例文
読み方割合
しょうはし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかく沖縄史の幕が開けてから尚巴志しょうはしが三山を統一するまで、およそ三百年の間首里おやぐにで繁昌したのは浦添の人であった。
浦添考 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
沖縄島に尚巴志しょうはしという一英傑が起って三山を一統した時に、久しく断絶していた本国との連絡は回復せられ、日本及び支那の思潮は滔々とうとうとして沖縄に入り
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
沖縄の歴史を研究してみると、三山の区画はその形式だけはとうに尚巴志しょうはしによって破壊されたが、その実質は尚真しょうしん王のころ三山の諸侯が首里に移された時まで存在したということがわかります。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)