小野宮をののみや)” の例文
しかし戦ふに及ばぬ間に将門が亡びたので賞に及ばなかつたのを恨んで、こぶしを握つて爪が手の甲にとほり、怨言を発して小野宮をののみや大臣をのろつたといふところなどは余り小さい。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)