“小跳”の読み方と例文
読み方割合
こおど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母屋の壁の鼠色も収穫小屋のまだらな灰白色も、緑蔭と日光との綾の中にさながら小跳こおどりをしているようだ。木戸はきしむ音もたてずに軽々と開いた。
フランセスの顔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
事務長が出て行くと、葉子は子供のように足なみ軽く小さな船室の中を小跳こおどりして飛び回った。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)