トップ
>
小狐
>
おぎつね
ふりがな文庫
“
小狐
(
おぎつね
)” の例文
で、此目的で、最初は
小狐
(
おぎつね
)
に居た頃喰付いた人情本を引続き
耽読
(
たんどく
)
してみたが、数を
累
(
かさ
)
ねると、段々贅沢になって、もう人情本も鼻に附く。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
是が噂に聞いた
小狐
(
おぎつね
)
の
独娘
(
ひとりむすめ
)
の雪江さんだなと思うと、私は我知らず又固くなって、
狼狽
(
あわ
)
てて
俯向
(
うつむ
)
いて了った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
東京へ着いたのは其日の午後の三時頃だったが、
便
(
たよ
)
って行くのは例の金時計をぶら
垂
(
さ
)
げていたという、私の
家
(
うち
)
とは遠縁の、変な苗字だが、
小狐
(
おぎつね
)
三平という人の
家
(
うち
)
だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
“小狐”で始まる語句
小狐家