“小柱”の読み方と例文
読み方割合
くい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでもパーヴェル・パーヴロヴィチは依然として彼から眼を放さずに、街の淑女の一人にからだを支えられながら小柱くいのうえに坐っていた。
その先相手をどうしてやったらいいのかわからなかったのだろう、ヴェリチャーニノフはぐいと相手を捩じ伏せると、歩道の小柱くいのうえに腰を据えさせた。
彼はそろそろと小柱くいから立ちあがって、そばの女にしがみついて、その女に凭れかかりながら