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小日向台
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こびなただい
ふりがな文庫
“
小日向台
(
こびなただい
)” の例文
旧字:
小日向臺
平次とガラッ八が、
小日向台
(
こびなただい
)
の大坪家へ行ったのは、山の手の町々が、青葉の香にムセ返るような、四月の美しい日盛り。
銭形平次捕物控:109 二人浜路
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
東京で
白金台
(
しろがねだい
)
とか
小日向台
(
こびなただい
)
とかいうダイは、河沿い海沿いの段丘のごとき、上の平らな高地のことで、
高台
(
たかだい
)
と言う語もあり、既墾の地は
台畑
(
だいばた
)
などとも言っている。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
小日向台
(
こびなただい
)
の
裾
(
すそ
)
で、坂と
藪
(
やぶ
)
ばかりが多いあの辺には、どう眺めても貧乏そうな
御筒持組
(
おつつもちぐみ
)
の長屋だの、
上水組
(
じょうすいぐみ
)
の屋敷だの、寺だのが、傾斜の所々に、大風に吹き残されたように、ほっ建っている。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と思った三十郎、早速衣服を改めて、
小日向台
(
こびなただい
)
の崇巌院を訪ねて参りました。
新奇談クラブ:01 第一夜 初夜を盗む
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“小日向台”で始まる語句
小日向台町