小切手こぎつて)” の例文
すると、三千代は急に思ひした様に、此間このあひだ小切手こぎつての礼をした。其時そのとき何だか少しほゝを赤くした様に思はれた。視感の鋭敏な代助にはそれがわかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)