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小侍
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こざむらい
ふりがな文庫
“
小侍
(
こざむらい
)” の例文
我家は全焼して
僅
(
わずか
)
に門を残したるほどなりければ、さなくとも貧しき
小侍
(
こざむらい
)
の内には我をして美を感ぜしむる者何一つあらざりき。
わが幼時の美感
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
二度目の声でようやくに
小侍
(
こざむらい
)
がそこへ手を突いたのを見迎えると、京弥は殺気におどる声であびせました。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
と、ひとりの
小侍
(
こざむらい
)
が取りついできた。すると、入れかわりにまたすぐと、べつな侍が両手をつき
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこへ、ひとりの
小侍
(
こざむらい
)
が、あわただしい足音をさせて、一
封
(
ぷう
)
の
早打状
(
はやうち
)
をもたらしてきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
猪口才
(
ちょこざい
)
にも、もっともらしい顔をして、取次ぎの
小侍
(
こざむらい
)
に申しいれることには
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
出あいがしらに
小侍
(
こざむらい
)
が
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
“小侍”で始まる語句
小侍従