小乘的せうじようてき)” の例文
新字:小乗的
知らず識らず自問自答になつて來た義雄の長談議を、勇は小乘的せうじようてきだと云ひたさうにして聽いてゐた。が、まだ口を出さないうちに、義雄はその辯解もする。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)