対談てえだん)” の例文
旧字:對談
払ってお前さんと膝づめの対談てえだんをつけるつもりで出直して来たんだ。わしの心意気がわかったら、何はともあれ、その娘さんを放してやっちゃくれめえか
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「一人残らず、あっちへ行ってくれ、話合いは一人と一人の対談てえだんに限る、わしに任してみんな引上げてくれ——野郎共、みなの衆をお連れ申して小屋の中で待っていな」
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「筋が通り、話がわかると知ったら、何はともあれ、その娘っ子を放してやってくれめえか、それからあとは男と男の対談てえだん、まずその女の子から勘弁してやってもらいてえ」
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)