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寺社奉行
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じしゃぶぎょう
ふりがな文庫
“
寺社奉行
(
じしゃぶぎょう
)” の例文
幕閣
(
ばっかく
)
のうちでも、
奏者衆
(
そうしゃしゅう
)
といえば、
若年寄
(
わかどしより
)
の次席である。
小笠原左近将監
(
おがさわらさこんしょうげん
)
は、その奏者衆たるうえに、
寺社奉行
(
じしゃぶぎょう
)
の重職をかねていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
法親王および諸
僧正
(
そうじょう
)
を京都より迎え、江戸にある老中はもとより、
寺社奉行
(
じしゃぶぎょう
)
、大目付、勘定奉行から
納戸頭
(
なんどがしら
)
までも参列させ、
天台宗徒
(
てんだいしゅうと
)
をあつめて万部の仏経を読ませ、諸人にその盛典をみせ
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
無礼なことおっしゃるんです! かりそめにも
寺社奉行
(
じしゃぶぎょう
)
さまからお許しのお富士教、わたしはその教主でござります。神域に押し入って、あらぬ
狼藉
(
ろうぜき
)
いたされますると、ご神罰が下りまするぞ!
右門捕物帖:34 首つり五人男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
“寺社奉行”の解説
寺社奉行(じしゃぶぎょう)は、室町時代から江戸時代にかけての武家政権や江戸時代の諸藩における職制の1つで、宗教行政機関。鎌倉幕府以降、寺社の領地・建物・僧侶・神官のことを担当した武家の職名。
江戸幕府では、寛永12年(1635年)に設置された。将軍直属で、三奉行の最上位に位置し、楽人(雅楽演奏者)・陰陽師・囲碁将棋師に関する事項をも扱った。
(出典:Wikipedia)
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
社
常用漢字
小2
部首:⽰
7画
奉
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“寺社”で始まる語句
寺社
寺社方