宸悦しんえつ)” の例文
こうして、御所の造営と共に、朝廷の経済もあらたまった。応仁以来の妖雲も、天の一角から明るくなった。天皇の宸悦しんえつあらせられたことはいうまでもない。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)