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家宣
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いえのぶ
ふりがな文庫
“
家宣
(
いえのぶ
)” の例文
西之丸に隠居した前将軍
家宣
(
いえのぶ
)
から貰いうけた拝領面——
出目洞白
(
でめどうはく
)
一
刀彫
(
とうぼり
)
の鬼作と称せられている鬼女面を秘めた一箇の箱。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宝永六年の二月、
家宣
(
いえのぶ
)
が将軍宣下をすると同時に、綱吉の近臣を残らず
罷免
(
ひめん
)
した故実をひき、
尤
(
もっと
)
もらしい献策をしたのを、政岑がそのままとりあげたのである。
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
孝和は長じてから甲府の
徳川綱重
(
とくがわつなしげ
)
並びにその子
綱豐
(
つなとよ
)
に仕えたので、
寳永
(
ほうえい
)
元年に綱豐が将軍の世子となり、名も
家宣
(
いえのぶ
)
と改めたときに、孝和もまたこの世子附として幕府の御家人となり
関孝和
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
六代将軍となった
家宣
(
いえのぶ
)
(甲府侯)と、その
帷幄
(
いあく
)
の人々の、すばやい、果断な処置によって、柳沢系の勢力は、巧みに骨抜きにされ、もはや、なにをする余力も、無くなっていたのであるが。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
この日西邸へ伺候して
家宣
(
いえのぶ
)
(この時はまだ将軍ではなかつた)に拝謁すると、その年八月一人の
蕃夷
(
ばんい
)
が大隅海上の島へついたといふ長崎からの報告が話題に上つて、ローマ、ロクソン、ナンバン
イノチガケ:――ヨワン・シローテの殉教――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“家宣(徳川家宣)”の解説
徳川 家宣(とくがわ いえのぶ)は、江戸幕府の第6代将軍(在職:1709年 - 1712年)である。初名は綱豊(つなとよ)。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
宣
常用漢字
小6
部首:⼧
9画
“家宣”で始まる語句
家宣公