“宵暁”の読み方と例文
読み方割合
よいあかつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして宵暁よいあかつきのいたって静かな時刻に、村里近くまで啼きあるく鳥の言葉は、妙にこの人を喚ぶ声と、間拍子が似ておったらしいのである。
七月七日の宵暁よいあかつきを中心としたネブタ流しを、一種の御霊会だと言う説は正しいと思う。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)