室数へやかず)” の例文
旧字:室數
私のゐた花屋は室数へやかずが五室位のバラツク式平家ひらやで随分見すぼらしい下宿屋であつたが、それでも下宿人は満員であつた、皆なおとなしい人ばかりで高声一つ立てるものはない。
札幌時代の石川啄木 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)