“客崎”の読み方と例文
読み方割合
かくき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客崎かくき詩稿に蘭軒が春水の弟春風に逢つた詩があつて、其引首と自註とを抄すればしもの如くである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
此より以下客崎かくき詩稿中に就いて月日を明にすべきものを拾つて行くことゝする。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
葌斎かんさい詩集には客崎かくき詩稿の次に、森枳園きゑんの手迹と覚しき文字で文化四年丁卯以後と朱書してある。此処に秋冬の詩が三首あつて、此より春の詩に移る。春の詩の中には戊辰の干支を記したものがある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)