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客分
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きゃくぶん
ふりがな文庫
“
客分
(
きゃくぶん
)” の例文
なお未決ながら公判開廷の期の近づきしままに、護送の便宜上
客分
(
きゃくぶん
)
としてかくは取り
斗
(
はか
)
らわれしなりけり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
小太郎山
(
こたろうざん
)
からずるずるべったりに、
鼻
(
はな
)
かけ
卜斎
(
ぼくさい
)
はそのお長屋の一
軒
(
けん
)
をちょうだいして、いまでは、
大久保石見守
(
おおくぼいわみのかみ
)
の
身内
(
みうち
)
ともつかず、躑躅ヶ崎の
客分
(
きゃくぶん
)
ともつかない
格
(
かく
)
で、のんきに
暮
(
く
)
らしているのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“客分”の意味
《名詞》
客分(きゃくぶん)
客としての扱いを受けること。また、その人。
(出典:Wiktionary)
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“客分”で始まる語句
客分格