トップ
>
定規
>
ぢやうぎ
ふりがな文庫
“
定規
(
ぢやうぎ
)” の例文
新助の背中の傷は、
定規
(
ぢやうぎ
)
で引いたやうに眞直ぐに斬り下げてありますが、人間の手で斬つたんでは、あんなに行くものでは御座いません
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私たちの本を
天井
(
てんじやう
)
まで
放
(
はふ
)
り投げるやら、
定規
(
ぢやうぎ
)
とで、
煖爐圍
(
ストーブがこひ
)
と火爐具とで、大騷動を演じるやら大變でしたの。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
所がその真贋なり巧拙なりの鑑定は
何時
(
いつ
)
でも或客観的標準の
定規
(
ぢやうぎ
)
を当てると云ふ
訣
(
わけ
)
に行かう筈がない。
鑑定
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しかし、そんな
定規
(
ぢやうぎ
)
みたいな「ほがらか」なんぞはおやめなさい。
酒場にて
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
右の肩下から、五寸ばかり
定規
(
ぢやうぎ
)
で引いたやうに斬り下げた
刀創
(
かたなきず
)
は、さまで深いものではありませんが、血の出やうがひどいやうですから、隨分氣の弱い者は眼位は廻すでせう。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“定規”の解説
定規(じょうぎ、定木)は、直線や曲線、角を引くために用いる文房具。物を切断する時にあてがって用いることもある。素材は主に合成樹脂、アルミニウムやステンレスなどの金属、竹など伸縮や狂いの少ない素材が用いられる。
(出典:Wikipedia)
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
規
常用漢字
小5
部首:⾒
11画
“定規”で始まる語句
定規通