“宇宙(ちう)” の例文
秋待顏(あきまちがほ)の萩の上葉(うはば)にいこひもやらず、けさのあはれのあさがほにふたゝび三(み)たび羽(は)をうちて再(ま)た飛び去りて宇宙(ちう)に舞ふ。
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
たれか宇宙(ちう)に迷はぬものやあらむ。あしたの雨夕(ゆふ)べの風何(いづ)れ心をなやめぬものやあるべき。わびしく舞へるゆふべの蝶よひとりなるはいましのみかは。
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)