孤児院こじいん)” の例文
旧字:孤兒院
そうすればわたしはれては行かない。それで孤児院こじいんに送られて、ひどくはたらかされて、ろくろく食べる物も食べられないだろう
酒屋さかやへきた小僧こぞうは、どこかの孤児院こじいんからきたのだということでした。それをても、かれには、たよるものがなかったのです。
酒屋のワン公 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「じゃあ孤児院こじいんへやってしまうだけだ。こちらでやしないたくないものを、なんでも養えという法律ほうりつはないのだ」
あの男はわたしを孤児院こじいんへやろうとしている。母さんにはほんとうにそれを引き止める力があるだろうか。