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孟宗竹
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もうそうだけ
ふりがな文庫
“
孟宗竹
(
もうそうだけ
)” の例文
この土地には多い
孟宗竹
(
もうそうだけ
)
の根ッこで竹の
柄杓
(
ひしゃく
)
とか
箸
(
はし
)
とかを作るのだが、
不恰好
(
ぶかっこう
)
で重たくてもまだ百姓達の間には売れた。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
「富士山の見えるのが自慢でございますが、あの通り
孟宗竹
(
もうそうだけ
)
が伸びて、せっかくの眺めを台なしにしてしまいました。いずれ竹を切ってしまうつもりですが——」
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
倉の前から庭口へと行く道は
孟宗竹
(
もうそうだけ
)
が茂っていて、裏からも母屋からも見通せなかった。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孟宗竹
(
もうそうだけ
)
の崖ぶちから覗きこんで、ためらっていると
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“孟宗竹(モウソウチク)”の解説
モウソウチク(孟宗竹)はアジアの温暖湿潤地域に分布する竹の一種。種名は冬に母のために寒中筍を掘り採った三国時代の呉の人物、孟宗にちなむ。別名江南竹、ワセ竹、モウソウダケ。
(出典:Wikipedia)
孟
漢検準1級
部首:⼦
8画
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
“孟宗”で始まる語句
孟宗
孟宗藪
孟宗籔