“字降松”の読み方と例文
読み方割合
かなふりまつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文盲もんもうの領民が、なにか読めない文字があると、紙キレに書いて、門前の小松にいつけておき、翌朝を待つと、それにフリ仮名と解釈が付いていたという言い伝えのある“字降松かなふりまつ”はホホ笑ましい。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)