孕子はらみご)” の例文
「これは、これは、髪長彦さん。遠方御苦労でございました。まあ、こっちへおはいりなさい。ろくなものはありませんが、せめて鹿の生胆いきぎもか熊の孕子はらみごでも御馳走ごちそうしましょう。」
犬と笛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)