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如意輪観音
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にょいりんかんのん
ふりがな文庫
“
如意輪観音
(
にょいりんかんのん
)” の例文
観心寺
(
かんしんじ
)
の
如意輪観音
(
にょいりんかんのん
)
に密教風の神秘性が遺憾なく現われているとすれば、あの観音に似た感じのあるこの像も密教芸術の優秀なものに数えていいであろう。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
現に戒律のやかましい僧院で、天使の像に恋をしたという例もあり、私の友人のBという男は、
勿体
(
もったい
)
なくも中宮寺の国宝
如意輪観音
(
にょいりんかんのん
)
に恋をしたことさえあるのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
治承元年五月五日、叡山の座主、
明雲
(
めいうん
)
大僧正は、宮中の出入りを差しとめられた。同時に、天皇平安の祈りを捧げるために預っていた、
如意輪観音
(
にょいりんかんのん
)
の本尊も取上げられた。
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
かたちから見ますと、まあ
如意輪観音
(
にょいりんかんのん
)
にちかいものかと思いますが。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
一つは京都
太秦
(
うずまさ
)
の広隆寺の、胴体の細い弥勒像に似たものであり、もう一つはこの
如意輪観音
(
にょいりんかんのん
)
に似たものである。いずれも朝鮮現存の遺品のうちの最も優れたものである。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
“如意輪観音”の解説
如意輪観音(にょいりんかんのん、sa: Cintāmaṇicakra、チンターマニチャクラ)は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一尊に数えられる。
三昧耶形は如意宝珠、紅蓮華。種字はキリーク(ह्रीः、hrīḥ)。
(出典:Wikipedia)
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“如意輪観”で始まる語句
如意輪観世音
如意輪観世音菩薩