“女王（ひめみこ）” の例文

品陀和氣（ほむだわけ）の命^一、輕島の明（あきら）の宮^二にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、品陀の眞若（まわか）の王^三が女、三柱の女王（ひめみこ）に娶ひたまひき。

古事記：02 校註　古事記 (その他) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)

もはやそんなあやふやな身分の女性ではなくて、せいぜい内輪に見つもつたところで、彼女はすでに十市（とおち）ノ女王（ひめみこ）の母であつた。これは彼女が大海人によつて生んだ一人娘である。

鸚鵡：『白鳳』第二部 (新字旧仮名) ／ 神西清(著)

「旦波（たには）の比古多多須美智能宇斯（ひこたたすみちのうし）の王（みこ）が女、名は兄比賣（えひめ）弟比賣（おとひめ）、この二柱の女王（ひめみこ）、淨き公民（おほみたから）にませば、使ひたまふべし」

古事記：02 校註　古事記 (その他) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)

“女王”の意味

《名詞》
女 王（じょおう, じょうおう, にょおう）

女性の国王、王様。

日本の女性皇族で、天皇から三親等以下の女性のこと。「にょおう」とも。

ある分野などで、第一人者、花形となっている女性。
(出典:Wiktionary)

“女王”の解説

女王（じょおう　la: regina、fr: reine、en: queen、de: Königin）は、一般に「王」のうち女性であるもの、または男性の「王」に相当する女性の地位。
「王」は、君主の一般的な称号として用いられるほか皇族や諸侯の称号として、あるいは転じて第一人者の意味で用いられるが、これは「女王」についても同様である。ここでは、君主としての女王の意味のほか、その派生的用法について記述する。
(出典:Wikipedia)

女	常用漢字 小１ 部首:⼥ 3画
王	常用漢字 小１ 部首:⽟ 4画