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女巫
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みこ
ふりがな文庫
“
女巫
(
みこ
)” の例文
当夜一度に二、三人ずつ女を
窖
(
あな
)
の
中
(
うち
)
に下すと、蛇神の名代たる二、三蛇
俟
(
ま
)
ちおり、
女巫
(
みこ
)
が廟の
周
(
ぐる
)
りを歌い踊り廻る間にこれと婚す。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
また西アフリカのホイダー市には、近世まで大蛇を
祀
(
まつ
)
り年々
棍
(
クラブ
)
を持てる
女巫
(
みこ
)
隊出て美女を捕え神に
妻
(
めあ
)
わす。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
かく狡智に富む故兎を神とした人民少なからず。すでに『古事記』に兎神を載せ、今も熊野で兎を
巫伴
(
みことも
)
と呼ぶは、狼を山の神というから狼の山の神に近侍し傳令する
女巫
(
みこ
)
と見立てたのだろ。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
巫
漢検1級
部首:⼯
7画
“女巫”で始まる語句
女巫澆酒雲満空