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天鵞絨
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とうてん
ふりがな文庫
“
天鵞絨
(
とうてん
)” の例文
白く千鳥を飛ばした
緋
(
ひ
)
の絹縮みの
脊負上
(
しょいあ
)
げ。しやんと
緊
(
し
)
まった
水浅葱
(
みずあさぎ
)
、
同
(
おなじ
)
模様の帯留で。雪のような
天鵞絨
(
とうてん
)
の緒を、初霜薄き
爪先
(
つまさき
)
に
軽
(
かろ
)
く
踏
(
ふま
)
えた
南部表
(
なんぶおもて
)
、
柾
(
まさ
)
の通った
船底下駄
(
ふなぞこげた
)
。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
鵞
漢検1級
部首:⿃
18画
絨
漢検1級
部首:⽷
12画
“天鵞絨”で始まる語句
天鵞絨張
天鵞絨服
天鵞絨葵
天鵞絨巻網代黒