“天井硝子”の読み方と例文
読み方割合
てんじょうガラス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硝子ガラスは湯気で曇っているが、飛白かすり目にその曇りをはじいては消え、また撥く微点を認めた。みぞれが降っているのだ。娘も私の素振りに気がついて、私と同じように天井硝子てんじょうガラスを見上げた。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)