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大通
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グランブールヴァル
ふりがな文庫
“
大通
(
グランブールヴァル
)” の例文
オペラの辻を中心に、左右へ展開する
大通
(
グランブールヴァル
)
とイタリー街のキャフェたちは、朝の掃除をしまって撒いた
赭砂
(
あかすな
)
の一掴みを椅子やテーブルの足元に残している。
巴里のキャフェ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
旅人
(
エトランゼ
)
は先ず
大通
(
グランブールヴァル
)
のオペラの角のキャフェ・ド・ラ・ペーイで
巴里
(
パリ
)
の椅子の腰の落付き加減を試みる。
巴里のキャフェ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ポアッソニエの
大通
(
グランブールヴァル
)
はもう
五色
(
ごしき
)
の光の
槍襖
(
やりぶすま
)
を八方から
突出
(
つきだ
)
していた。しかしそれに
刺
(
さ
)
され、あるいはそれを
除
(
よ
)
けて行く往来の人はまだ
篩
(
ふるい
)
にかけられていなかった。ゴミが多かった。
売春婦リゼット
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“大通(
大通り
)”の解説
大通り、大通(おおどおり)とは、街の中心部を貫くその街の中心となる通りのことである。都市部では交通の基軸となるため、多くの自動車が往来できるようその道幅は広く取られている。地方部では商店街などを大通りと称している場合がある。大通りの中でも、最も人通りが多く中心的な通りのことを目抜き通りと言う。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“大通”で始まる語句
大通り
大通詞
大通漫歩
大通智勝国師