“大蕨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フェート・ジガンデ50.0%
おおわらび50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俺は水棲人のやつがなにを抛ったのだろうと、大蕨フェート・ジガンデを折ってやっとこさで掻きよせた。手にとると、なんか葉っぱの化石みたいなもん。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そこは一面、細茅サベジニヨス、といっても腕ほどもあるのが疎生そせいしていて、ところどころに大蕨フェート・ジガンデがぬっと拳をあげている。そして、下は腐敗と醗酵はっこうのどろどろの沼土。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
目標は、カムポスが三上に会った地点——五本の大蕨おおわらび。なお、それに加えて千フィートあまりの、藤蔓ふじづるが三人分用意されている。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)