大枝おおえだ)” の例文
「それじゃあ、おまえはみきのところをかつぎな。おれは大枝おおえだを小枝ごとかつぐからな。なんてったって、こいつがいちばんほねのおれるしごとさ。」
屋根やねうえかぜのためにしぶきをあげているし、木々きぎ大枝おおえだがもまれにもまれています。
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
木のなかほどまでのぼりますと、するすると一本の大枝おおえだをつたって、ちょうどねむっている大男たちのま上のところまできて、そこにこしをおろしました。