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大名題
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おおなだい
ふりがな文庫
“
大名題
(
おおなだい
)” の例文
よし、また、どんなに旅へ出て手厚くされようと、どんなに余分なものが掴めようと、どんな大した
大名題
(
おおなだい
)
のようにふるまえようと
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
やっていたっけな。おめえは
大名題
(
おおなだい
)
——なに、今だって、いつだって、おいらは茶番をやっているのだ。生きて行くてえことが、それだけで茶番なのだ
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
大名題
(
おおなだい
)
を大名題として、大舞台で、大がかりな興行をやる分には、
面
(
かお
)
と
資本
(
もとで
)
さえあれば誰にもやれる芸当で、本当の興行師の腕とはいえない、誰も知らないものを
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
けれども、春秋座は、それこそ
大名題
(
おおなだい
)
の
歌舞伎
(
かぶき
)
役者ばかり集って組織している劇団なのだ。とても僕のような学生が、のこのこ出かけて行って団員になれるような劇団ではない。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
題
常用漢字
小3
部首:⾴
18画
“大名”で始まる語句
大名
大名物
大名府
大名縞
大名小路
大名屋敷
大名主
大名人
大名釣
大名行列