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大兵
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だいひよう
ふりがな文庫
“
大兵
(
だいひよう
)” の例文
妻は
尋常
(
ひとなみ
)
より小きに、夫は
勝
(
すぐ
)
れたる
大兵
(
だいひよう
)
肥満にて、彼の常に
心遣
(
こころづかひ
)
ありげの
面色
(
おももち
)
なるに引替へて、生きながら
布袋
(
ほてい
)
を見る如き福相したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
もったいなくも生みの父母に大小便の世話をさせて、さしもの
大兵
(
だいひよう
)
肥満も骨と皮ばかりになって消えるように息を引きとり、本朝二十不孝の
番附
(
ばんづけ
)
の大横綱になったという。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“大兵”の意味
《名詞1》
弓を引くのが強いさま。また、そのような人。
体が大きいさま。また、そのような人。
《名詞2》
兵士の数が多いこと。大軍。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“大兵”で始まる語句
大兵肥満
大兵庫屋