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大乗的
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だいじょうてき
ふりがな文庫
“
大乗的
(
だいじょうてき
)” の例文
という
畏怖
(
いふ
)
のみが先だって、信長が、武門の節義を正すために
敢
(
あ
)
えてした
大乗的
(
だいじょうてき
)
な憤りまでを読み知ることはできないのである。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし事自身が悪いことでもないのだから、社会的
調和性
(
ちょうわせい
)
があるなら、
譲歩
(
じょうほ
)
出来ぬほどのことでもない。青年が、正義を愛することは正しい傾向だが、小正義を偏愛することは
大乗的
(
だいじょうてき
)
でない。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
という宇喜多直家の
一言
(
ひとこと
)
には、対立も、家中の異論も、ことごとく沈黙のほかなかった。その
大乗的
(
だいじょうてき
)
な観点のもとに、衆心は一つになって、即座に
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つねに仰っしゃる
大乗的
(
だいじょうてき
)
なお考えに似げないおことば。
叡山
(
えいざん
)
ばかりのことではありますまい。興る者、亡ぶ者、春去れば秋の来るように繰りかえしている地上の
相
(
すがた
)
です。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“大乗”で始まる語句
大乗
大乗経
大乗地
大乗気
大乗三蔵
大乗妙典
大乗寺山
大乗義章
大乗遊戯