多聞櫓たもんやぐら)” の例文
須弥しゅみ三十三天をかたどって、その主天とし、以下四天王を一楼一楼に組み、その一つを多聞天たもんてんの閣とよび、多聞櫓たもんやぐらを築き出している。総五重層の楼である。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)