“夏聲”の読み方と例文
読み方割合
ナツゴヱ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
再、拙い夏聲ナツゴヱにかはらうとしてゐるのだ。水面を叩く高い水音が、次いで聞えて來た。蔀戸シトミドはおりて居て、枕邊は一面の闇がたけ高く聳えてゐる。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)